男性型脱毛症の紹介

男性型脱毛症(AGA, androgenetic alopecia, androgenic alopecia, alopecia androgenitica)は、主に男性に見られる脱毛の状態である。男性の場合、この状態を「male-pattern baldness」とも呼ぶ。AGAの典型的な経過では脱毛はこめかみの上から始まり、生え際の後退により特徴的な「M字」パターンとなる。また、頭頂部の毛髪は細くなり、薄毛や禿髪となる。
AGAにはリスクの一つとして特定されたものに男性ホルモンがある。
プロペシアは1日1錠内服の「飲む脱毛抑止剤」である。男性ホルモンによる脱毛作用を抑止するものであり、決して発毛に作用する薬ではないが、臨床試験では服用者の多くにある程度の発毛が認められる。日本では2005年12月に万有製薬(現MSD株式会社)から発売された。海外では既に60か国以上で承認されている。DHT(ジヒドロテストステロン)という髪の成長を妨げる原因物質を抑えることで効果を発揮する。アメリカ食品医薬品局 (FDA) が認めた男性型脱毛症(いわゆる、若ハゲ)に有効な薬は、このプロペシアとミノキシジル(商品名リアップなど)のみである。

プロペシアの紹介

AGA(エージーエー)治療を3年間継続した方を観察した研究結果によると、治療継続中は毛髪状態が改善していることが認められています。うす毛の進行を抑え、さらに毛髪状態の改善を促すためにも、とにかく根気強く、焦らずに治療を続けることを忘れないでいただきたいと思います。
プロペシア写真.JPG

経過観察の流れ

1ヵ月目ですが、副作用の発現や患者さんの体調のチェックのため、初診1ヵ月後の受診をお願いしています。副作用を確認したことはありません。それより「抜け毛が減りました」という声をお聞きすることが多いです。
3ヵ月以降では、変化を実感される方が増えてきます。
6ヵ月目では、「現状維持」も含めて、みなさん一様に効果を実感されます。周りからも髪の毛の変化について指摘を受けることも多いので、モチベーションが高くなる時期のようです。1年、2年という長い期間、治療への意欲をいかに維持していただくかが大切だと思います。

患者さんの声の紹介

普段一緒にいるご家族や会社の同僚から、「変わったんじゃない?」と言われたりすると、みなさん、嬉しそうに報告してくれます。だんだん明るくなっていくのがわかります。やはり、AGA(エージーエー)の相談にいらっしゃるということは、それなりにコンプレックスがあり、うす毛が改善されて、失われていた自信が回復してくるということなのでしょう。

うす毛の進行を抑え現状維持などが期待できる薬ですので、早ければ早いほどよろしいかと思います。恥ずかしがらず、若い方も働き盛りの方も、一人で悩まず、気軽にスタッフ・院長までお声がけ下さい。
ジェネリック医薬品が発売されたため、フェナステリド錠に変更いたします。
1錠210円 28日分5880円 90日分18900円です。
ご不明な点がございましたら、スタッフまでお申し付けくださいませ。
再診の方は、お薬代のみです。